フォレストガンプ / Forrest Gump : 映画 ※ネタばれ注意
※このブログ記事は映画のネタバレ内容が入っております※
トム•ハンクスの映画をこの1年で制覇しようとしております
前は「ターミナル」を見て彼のファンになったので、
「フォレストガンプ」をずっと観たい!って思って
でも戦争映画のイメージがあったから中々観る勇気が無かったんだけど
実際に観たらドロドロの戦争映画では無かった!
もっと早く観ておけばなあ。
✔フォレストガンプ映画基本情報
出演: トム・ハンクス, ゲイリー・シニーズ, サリー・フィールド,
ロビン・ライト, ミケルティ・ウィリアムソン
監督: ロバート・ゼメキス 内容(「キネマ旬報社」データベースより)
主要6部門を独占した傑作ヒューマンファンタジー。
激動するアメリカと共に生き、
期せずして有名人となったフォレスト・ガンプだったが…。
日本では1995年公開。
お父さんお母さん世代の古い映画って観ず嫌いになりがちだけど、
廃れない映画はやはり名作。
映画の背景は激動するアメリカ時代の1950年代〜1980年代。
とっても誠実で真面目でまっすぐ。
そんな純真な彼の周りの人からの助けもあり、
大統領に謁見するレベルでかなり大きい功績を残していく。
数奇な人々との出会いからフォレストガンプの人生はいいことしかない。
映画の構成まとめ
幼少期から学生時代
小学校 いじめられてた矢先ジェニーに会う ジェニーは生涯かけて愛する女性であり、フォレストガンプにとって最初で最期の女性でもある。
高校
いじめられ走って逃げてた矢先アラバマ大学のアメフト部にスカウトされる
→全米代表選手に選ばれる
→ケネディ大統領と謁見
軍隊時代
ベトナム戦争の時に陸軍に入隊
→メコンデルタ地域を担当する第9師団に配属される
→唯一の友を亡くす
→その友と約束していたエビ漁師になる夢をフォレストガンプのみで叶える
→エビを扱う有力会社に成長させる
卓球全米チーム時代
戦争で怪我を負ったフォレストガンプは暇つぶしに卓球をし始めその能力を開花させる。卓球全米チームに入るべく故郷に戻る
→ ベトナム戦争中に戦友を救った勇敢な行動に対してジョンソン大統領から勲章を授与される
→その後はピンポン外交の主役となり卓球の世界大会に出場
→テレビのトーク番組ではジョンレノンと対談
→ニクソン大統領とも謁見する 会社設立自体 嵐のおかげでライバルのエビ漁船が消え「バッハ•ガンプ•シュリンプ」を有名会社にしたうえに、
命を救った小隊長がフォレストガンプのお金をアップルに投資していたおかげで
億万長者になる。
彼は優秀なアメリカンフットボールプレイヤーであり、戦争の英雄であり、
全米卓球の選手であり、エビ会社の社長である
ってフォレストガンプ、素敵すぎる。
ここまで来ると、頭の良さとか知能が人並みにあることが
持てはやされることでは無い、と考えられる
知能指数が少し低くても、誠実で人のアドバイスをちゃんと聞き、
周りの人々を大切にし、約束を守っていれば、
運が巡ってきて人生は順調に進んでいくのだ、と。
ここまでは過去の話を振り返っているんだけどもここから現在の話しになっていく。
ジェニーから一通の呼び出しの手紙が来て、ジェニーの元へ急ぐフォレストガンプ。
そこにはジェニーとジェニーの息子。
なんとその息子はジェニーとフォレストガンプの子どもだったのだ...!
✔名言
映画の中でフォレストガンプのママが言っていたセリフは、
アメリカ映画の名セリフベスト100の40位になっているんだって。(Wikipedia)
「人生はチョコレートの箱。開けてみるまで分からない。」
“ Life is like a box of chocolates. You never know what you’re gonna eat. “
自分の人生に当てはめてみて....
チョコレートの箱に例えると自分の人生がポジティブに思えちゃうかも。
バカをする者がバカ
"Stupid is as stupid does"
フォレストガンプの中では自分がバカではない。
ちなみに彼は「バカ」と呼ばれることが一番嫌い。
✔恋愛要素
フォレストガンプの実家でアラバマ州グリーンボウにジェニーがひょっこり戻ってきた。 共に一夜を過ごした二人。その翌日にジェニーは家を出てしまう。
その一夜の出来事でジェニーはフォレストガンプの子どもを身ごもるのだけれど
3年後に再開した時フォレストガンプは初めて自分の子どもと対面する。
自分が知能指数が低いことを知っているから、
子どもの知能のことを心配していたけど全く問題無し、と。
むしろ学校でいい成績を取っている、という流れも素敵ね。
幸せの絶頂もつかの間、ジェニーが不治の病に侵されていることを知らされたフォレストガンプはジェニーの面倒をみることに。
あっという間に逝ってしまったジェニー...
フォレストガンプの悲しみはこれ以上無いくらいなこみ上げる。
私はフォレストガンプの人柄が好きだから、ジェニーにちょっと怒。
フォレストガンプを置いて勝手に出て行っちゃうことが何度かあるわけ。
そして都会での自分の居場所が無くなったりするとフォレストガンプを頼るわけ。
めっちゃ都合がいいというか、人生遠回りしすぎやろ....
不治の病もドラッグのやり過ぎだよ...
「よく分からないウィルスが体の中に入っていて先生もどのように治すか分からないんだって」とジェニーのセリフ。
映画の中で誰かフォレストガンプを幸せにしてあげて〜と何度か叫びそうになった。
人助けばかり。 周りの人から馬鹿にされても気にしない。 お母さんも大切にする。
ジェニーに一途。 一度した約束は絶対に忘れず守る。
本来人間がしなくてはいけない基本的なことを充実に果たしている。
そこがかなりかっこいい。 一生一緒にいる人は、こんな人がいいなあ。
✔自分にあてはめて
米軍(海軍)の彼が最近出来た私は、ここ最近戦争映画をよく観るようにしている。
はっきり言ってアメリカ人のことは今まであまり気にしていなかったし、
アメリカ文化についてもよく分からない。
特に、米軍従事のネイビー達の政治的思想が分からない。
だから、映画を観て彼らが持つ歴史や思想を理解するためのヒントを得られたらいいな