ErukoBlog -Hatena diary

遠距離を経て、国際結婚、在米(中西部) アメリカ生活のことについての記事。皆さんの役に立てれば嬉しい。

2023年 アメリカの結婚式前の流れ 【国際結婚体験記】

去年2022年は10月にKビザで渡米をしてきてから、あっという間に6ヶ月が過ぎようとしている4月に、5月の最終週に結婚式を控える友人カップルのバチェロレッテパーティと、ブライダルシャワーがありました。

この記事では、アメリカの結婚式前のイベントであるバチェロレッテパーティと、ブライダルシャワーまでの流れについて記載していきたいと思います。

 

1、Save The Date とウエディングレジストリ

 

Save The Date とは、結婚式への招待状です。

2023年になっても一般的にカードで送られてきています。

シンプルに結婚式の日付だけが記載されています。

 

ウエディングレジストリーというのは、結婚する夫婦が、結婚式の贈り物をより簡単に負担なく選べるように作成するほしい物リストです。

 

一般的なアメリカでの結婚式では、金銭の授与はよくないとされているようです。

 

ウエディングレジストリーでは、夫婦が新生活で必要とするキッチン用品など、自分達が本当に欲しくて必要なものを登録します。

私の友人は、結婚式の1ヶ月前に行われたウエディングシャワーでレジストリーで贈られてきたギフトを開けてみんなでお祝いする、という流れでした。

 

私が選んだギフトはキッチン用品です。

約$100分のギフトを選びました。

 

www.amazon.com

 

www.amazon.com

 

www.amazon.com

 

友人夫婦は、引っ越す前は近所の住んでおり、まだひとりで暮らしていた私の夫と仲良くしてくれていました。食に興味がない夫のためにいろいろと食事を作っては食べさせてくれていたようだったので感謝の気持ちを表したくてキッチン用品を選びました。

 

AmazonのウエディングレジストリーのURLは、ウエディングシャワーの招待状に印刷されていたQRコードからアクセスをして友人カップルのほしい物リストから選ぶことができました。

 

値段もピンキリのため、予算によってギフトを選べることがとても便利だと思いました。

また、Amazonで直接友人カップル宅にかさばる荷物が贈ることができたため、とても効率的だと思いました。

 

大変なのは、友人カップルの新婦側です。

家に送られてきたAmazonの箱をすべて可愛いギフト用の包装紙で包装し、当日のウエディングシャワーの会場に、自分達(もしくは親などの家族の助け)で運んできてゲストの前で開封し、ひとつずつにお礼を言い、また自分達で自宅に持って帰るという流れだったからです。

 

ちなみに、包装のために使われていたリボンは、ブライダルメイド、またはブライダルオーナーにすべて渡されていきます。

紙皿に一本半径の切れ目を入れてリボンを束ねていきます。

いちばん大きなリボンを主役として真ん中に、その他のリボンは周辺に配置していきます。

これを"bow bouquet"と言います。

 

 

 

www.simplyelliott.com

 

紙皿とリボンでできたリボンの束ねたものは、ウエディングリハーサルでブーケとして使われるそうです。

wegotthefunk.com

 

 

2、バチェロレッテパーティ

 

 

結婚式に向けて、最初のイベントとして「バチェロレッテパーティ」がありました。

バチェロレッテパーティとは、婚約者( Bride to be )の結婚を記念して開催される集まりです。新婦の親しい友人や家族が参加するのが一般的です。


日本人の場合、バチェラーパーティなら聞いたことがある、という方もいるかもしれません。

バチェラーパーティーは男性の婚約者の独身最後の自由な夜を楽しむ、ちょっと過激なパーティーのようなイメージです。

しかし、一般的には(少なくとも私の周りには)女性の婚約者が家族や親しい友人と充実した時間を過ごすイベントの役割の方が大きいと言われています。

 

今回の友人のバチェロレッテパーティは、湖に面した地元のバーにて行いました。

もともと、私たち夫婦と近所だった彼ら。

ウィスコンシンからイリノイにかけての場所に詳しいとのことで、ゆかりのある湖沿いのバーを、バチェロレッテパーティにすることに決めたのでしょう。

 

土曜日の18時から始まりましたが、その時点でほとんどの席が埋め尽くされていました。

他にも60歳の誕生日を祝っている、地元のおばさんギャルたちが飲んだり歌ったり踊ったりと、日本でいう「マイルドヤンキー」的立場のおばちゃんたちが倒しそうに飲んでいました。

その傍で私たち若者(!?)はそろそろと飲み始めました。

 

ちなみに、バチェロレッテパーティ、ブライダルシャワーでは友人である女性の婚約者の親しい友人ひとりがすべてを計画していました。

バーに入る前には、今日の主人公である婚約者に "Bride to be" と書かれたおもちゃのおうかん、Tシャツが渡されていました。

他の参加者には、家族にはTシャツ、全員には、" Team Bride"と書かれた布の簡易的なブレスレット、クレアーズで購入したような"Team Bride"のネックレスが配られました。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は、プレ花嫁の友人やその家族、親戚、友人と話をしながらビールを飲み、軽食を食べて18時頃から22時頃まで続きました。

 

その間、プレ花嫁むけへのギフトを渡す時間がありました。

中身は、バチェロレッテパーティならではの大人なグッズです。

セクシーなランジェリーなどが渡されていました。

プレ花嫁のご家族もいるので不思議な感覚でしたが、仲が良い親子(母娘)であるからこそできることなのかな?とも思いました。

 

 

3、ウエディングシャワー

 

ウエディングシャワーとは、結婚を控えたプレ花嫁のために開催されるパーティーです。親しい友人や家族に結婚を祝ってもらい、晴れの舞台を盛り上げてもらう機会になります。

バチェロレッテパーティの翌日に開催されました。

遠方から来ている親族もいたため、効率を重視して2日間連続で開催されたのだと思います。

当日はこのような流れでした。

 

  1. 集合時は男性が女性を会場まで送る
  2. ある程度雑談をして時間になったら男性は去り、バーなどで男性だけで過ごす
  3. 女性は飲み物を片手にテーブルにつき同じテーブルの人と雑談する
  4. 軽食が用意される
  5. 結婚に関連するゲーム
  6. プレ花嫁によるプレゼント開封の時間
  7. 結婚に関連するゲーム
  8. 解散

 

テーブルはなんとなく雰囲気で席がきまり、私は親族側の人として、プレ花婿の父親のガールフレンドと、プレ花婿の父親の元奥さんとその娘さん(プレ花婿の姉妹)と座りました。

 

ウエディングシャワーは、プレ花嫁が新しい家で新しい生活を始める際に役立つプレゼントを贈る習慣に由来しています。一般的に、ブランチをとる時間に開催されます。女性のみの参加で、軽食とシャンパンなどが用意されていました。当日は、プレゼントを渡すだけでなく、2つほど「結婚」に関するゲームをする時間もありました。

ちなみにブライダルシャワーに招待され、プレ花嫁にギフトをあげた人は、基本的に結婚式に招待されます。

 

ウエディングシャワーの由来は、イギリスの入植者によってアメリカに持ち込まれたビクトリア朝時代にさかのぼるそうです。ブライダルシャワーは、花嫁になる人が家族や女友達と集まれる方法として開かれています。

 

今回は、アメリカ(中西部)の本場のバチェロレッテパーティとウエディングシャワーを体験できて、大変興味深い発見ばかりでした。

おそらく、今回の友人のプレ花嫁のバチェロレッテパーティとウエディングシャワーはシンプルな方でしたが、実際に経験したことからさまざまな豆知識を得られたかと思います。

 

dallasoasis.com

 

love.blogmura.com

love.blogmura.com

 

blogmura.com