【アメリカ国際結婚】夫側の家族を招いての自宅でのホームパーティーが無理な3つの理由
今週は、夫の義両親が遊びに来ており、親戚やその友人などと会う機会が多い週です。
アメリカ中西部では暖かくなってくる4月、5月は多くのイベントが開かれます。
州を跨いで、家族や友人が遊びに来ます。
お酒を飲みながら美味しいものを食べることは楽しいですが、英語でのコミュニケーションを取り続けたり、見知らぬ人との会話をし続けるのはかなりストレスが溜まります。
その中でも、自宅でのホームーパーティーが拷問でした。
この記事ではその時に「自宅でのホームパーティー無理」と思った3つの理由を書いていきます。
1、義母がキッチンを占領する
私の中のルールとして、キッチンには女1人しかいれないというものがあります。
特に、女性の場合は料理の仕方やキッチンの使い方にはこだわりがあり、それがたとえ親子でも同じこだわりを持つことはありません。
私個人的には、料理を手伝ってもらったり、あまりものの料理を容器に詰めてもらう場合、いちいち英語で指示をしなければいけず、うまく伝えられないこともあるので正直手伝わないでもらいたい派です。
自分の流れで進めたいんですよね。
自分の中で決めている流れを遂行しているのに、そこに誰かがいたり、異なる動きをされたり、タオルを違う場所に移されていたりするといらついてしまいます。
今回は、義母が私たちのためにフレンチトーストやベーコンを振る舞ってくれようとかなり張り切っていて、私はそれを有難く受け取っていました。
しかし、そのような場合、私は手伝っていいのか手伝わなくていいのか分からず、どうしようもなくなりストレスを感じてしまいます。
ただ椅子に座って見ていましたが、義母は到着した義妹とその彼氏(婚約者)に続々と指示を出すんですよね。おそらく、私にはゆっくりしていてほしいとか、義母も集中し始めると周りが見えなくなってしまう人なので、私に指示を出す余力が無かったのたかな?と思いますが、ここは彼と私の家であって、義母の家ではないので、キッチンを占領されていることにかなり嫌悪感を抱いてしまいました。
他の人の家でも、手伝うのが苦手です。
何がどこにあるのかも分かりませんし、人の家のものを勝手に触るのが苦手なためです。
義両親はフロリダに住んでおり、春の天候が変わりやすい時期の旅行では体調を崩したとのことで、しばらくはこちらには来ないと言っていたのが救いです。
やはり、義母であっても他人にキッチンを占領されるのは得意ではなく、ストレスが溜まります。
2、アメリカ人の話す声がでかい
一般常識として、アメリカ人の声がでかいことが世界でも有名です。
そもそもアメリカは日本よりも25倍も領土が大きく、人々のパーソナルスペースも広いことから大声で話さないと相手に聞こえないことから、話し声がでかくなったと言われています。
または、個人主義のたまものであるとも言われています。
アメリカは移民大国でもあり、ネイティブスピーカーの間でも州ごとにアクセントがあるため、単語をはっきり言わないと通じないということもあり大声で話すということが一般的であると言えます。
個人的な体験から、特にパーティーやホームパーティーなど複数人が一気に話す場所では、その複数人が複数の組に分かれてクロスして話したりするので余計にうるさくなります。
ほぼ、叫んでいる状態です。
また、複数人が一緒に話す場合はいろんな人が話をかぶせてこようとするため、自分の声を響かせるために余計に声のボリュームをあげます。
日本の文化で育ってきた私には、その声のボリュームはほぼ雑音になってしまい1時間聞いているだけでもかなりのストレスがかかりました。
しかも、家族の集まりの場合内輪ネタを話し始めたりするので余計に話している内容が分からなくなります。
そのような場合は、私はその場を離れて2階の寝室に避難します。
ストレスがかかるものからは静かに離れることにしています。
周りの人もおそらく特に何も言いません。
少し違和感はあると思いますが、「気分が悪いんだろう」「何かあるんだろう」と流してくれますので大丈夫です。(私の周りの人の場合)
3、話している内容がうちわすぎて理解できない
こちらも、国際結婚あるあるだと思いますが、家族の集まりになると内輪の話が始まりまったく話しについていけないということです。
日本でも、親戚の内輪話しあれば意味が分からなくてもなんとなくこういうことかなあと予想がつきます。そして、日本語で話す場合はなんとなく適当に「どういうこと〜?」などと聞いて話しのネタに割っていくことができます。
しかし、英語だと私はそれができません。
みんな重ねるように話しを進めていくので質問することも難しいですし、アメリカ人は声がでかいので、でかい声で話さなければいけず、それも疲れるので諦めます。
結果、人々が何を話しているのか分からなくなり「もうええわ」となってしまいます。
黙ってそこにずっといるのも違いますし、時間の無駄というか他のことをしたほうがいいです。
周りの人にとっても、むすっとして何も話さない人間がそこにいるよりも、いない方が楽です。笑
内輪ネタは英語で"inside joke"と言います。
"inside joke"は一般的に笑えない、つまらない、聞き手を困らせる、などの理由で嫌悪されています。最悪なのは、インサイド・ジョークは人々を疎外し、取り残され、孤独で、特別でないように感じさせることです。
内輪ネタが通じる家族での集まりに、まったくそのような話しに馴染みのない存在がポツンと存在すると、疎外感を感じ、「私はなぜここにいるのだろう」という言葉が頭に響き渡ります。どうしようもありません。
渡米してから6ヶ月で、内輪ネタや英語のテンポの速さ、音声のボリュームのうるささでストレスが溜まり、会話から外れることがよくあります。
このようなつらい経験は、泣いて乗り越える、友人に愚痴る、SNSで同じような立場にいる人と繋がっている場合は愚痴るなどしてストレス解消をしていくしかなさそうです。