ErukoBlog -Hatena diary

遠距離を経て、国際結婚、在米(中西部) アメリカ生活のことについての記事。皆さんの役に立てれば嬉しい。

【国際恋愛】彼の家族がシカゴからやってきた

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とうとうこの日がやってきてしまった。

彼の家族(パパ、兄、妹)がシカゴから日本にやってくる。

今年の1月に彼が

「今年の4月から1ヶ月くらいアメリカから家族が来て一緒に旅行をするんだ。

日本とオーストラリアに」と言っていて

「1ヶ月も一緒にいれないなんて....」と涙目になっていた私。

とうとう、この日がやってきた。

 

ずっと考えないようにしていたけど、

先週末から大量の食糧の買い出しに行き、家の掃除を隅から隅までして、

1ヶ月間の旅程をPDFで送ってきてそれをみたりしていて

「ああ、悲しい1ヶ月が来てしまう...」と憂鬱な気持ちになっていた。

 

その1ヶ月は実家に帰ることも考えたけど彼の家にうつりこもうと決めたのは、

実家を出て独り立ちする!という目標がベースだったので

1ヶ月、一人で家に滞在することにした。

 

彼の家族が日本に到着する当日の午前中、彼は仕事。 私は有給を取っていた。

私は朝からそわそわしていて、朝ご飯を作った後はすぐ掃除。

先週末、掃除機してモップをかけたけど

もう一度掃除機をかけてモップもかけて....

 

隅々まできれいにして、 スーパーに行って牛乳とか食料を買う。

そして、お昼くらいに彼が大きい車(バン)を借りて帰ってくる。

なんとも、近くにあるベースで車を借りれるから

高速道路が無料で利用出来るチケットもゲットして帰ってきた。

 

「やっぱり軍ってすごい。家族と会うためにかかる費用は軍持ちなんだ。」と感心しているところで バンに乗り込む。

 

なんと彼はこのバンを運転するのも初めてだし、 高速道路を走るのも初めてらしい。

 

なんといっても今回車で家族を空港まで送りに行くのは、 彼の家族愛。

特にお父さんっ子の彼は、「パパに無理させたくないから」という理由で

大きいバンを借りて 車で空港に迎えに行くことを決めたんだそうな。

 

パパのことが大好きなのは、彼がご両親とテレビ電話をしている時から知っていたけど 家族の為にこうやって頑張る彼は、やっぱりすごいし、素敵だな~と

惚れ直してしまう。

 

ここから空港までは約2時間。 彼はかなり興奮しているようで、ご機嫌で歌を歌う。

私はなんだか疲れちゃって、歌を歌っている彼を見たり 外の景色を見たり。

渋滞に巻き込まれることもなく、空港に到着。

 

駐車場に車を止めて、空港の国際線到着口に向かう。

いつも、国際線の到着口にヨーロッパからのフライトで疲れ切った顔をしながら

出迎えの群衆を横目にサー―――と通り過ぎJRへ向かう私だけど、

今日は出迎えるほう! なんかウキウキ。

 

 

彼もついに来たこの瞬間にワクワクをかくせていない様子で、 にやにやを隠せず。 

シカゴからは直行便があるので、 電子版で税関を通っていることを確認し

待つこと10分。 ついに彼の家族が到着!

 

14時間のフライトのあと、大きい荷物を2つずつ持って、疲れ切っている様子でしたが

そこで感動の再開を果たした彼と彼の家族。

 

私も挨拶。 何人かお手洗いに行っているときに

「フライトはどうだった?」とパパと妹に質問し

「悪くなかったよ、ラッキーなことに一番前の席に揃って座れたから

前の人を気にすることもなく足も伸ばせたし!」とのことで

緊張しながらも会話をする。

 

何も話さないよりは話したほうがいいよね?と思いつつ

フライトで疲れているから質問攻めはしないほうがいいよね...と

気を遣いながら会話を続ける。 さて、問題なのは帰りの道。

 

平日の夕方にさしかかっていたので、

パパもうすうす「ラッシュアワーか...?」と勘づいていた。

都内にさしかかったところで渋滞に巻き込まれ、身動き出来ず。

中々前に進まないし、アメリカに比べると日本の道はうそみたいに狭いから、

彼がイライラしはじめる。

タイミングが悪いことに...

妹もお手洗いに行きたい、と言い始める、

 

都内をなんとか脱出したときにはもうあたりは真っ暗で

ご飯を食べていなかった彼は「何か食べるものが必要なんだ~!」と叫び、

イライラMAX

 

こんな発言をする彼は初めてだから、驚きながらも色々食べるものを与えつつ、

なだめつつ...

 

彼の家に到着したのは空港出発から3時間近く経っていてみんなヘロヘロ。

家族全員の荷物を彼の家にうつし、

それから彼の計画通りカレーを食べに一つとなりの駅に車で行くことに。

 

私と彼は空腹で、カレーのことしか考えられなくなっていたんだけど、

14時間のフライト、3時間の車での移動(しかも渋滞の中)のあと

重くて量のあるカレーを食べたいと思うだろうか....

 

空腹の私はそんなことを考えることもなく、

美味しいカレーを食べていたんだけど

当然彼の家族は半分以上カレーを残しており...

妹はカレーさえも食べず、チキンサラダを頼んでいた

カレー屋さんとは「ココ壱番屋」、彼のお気に入りのカレー屋さん。

だから家族にぜひ食べてもらいたい!という気持ちが溢れすぎていて

ココ壱番屋に着いただけで私はほっとしたんだけど、

疲れ切っているからだにカレーはきついよね...

 

彼の家族も、彼の意志を理解しているので 頑張ってカレーを食べていたけど。

家族って素敵だな、って改めて思った瞬間。

 

彼家に帰宅後、みんなお風呂も入らずすぐに寝床へ。

 

お疲れさまでした!

私はお風呂に入ってからベッドへ。

彼と過ごせる最後の夜だ~

次、一緒にこのベッドで寝れるのは1ヶ月後。

色々話したいな~と思ったけど お風呂から出たあとベッドに戻ったら

彼はいびきをかいて完全に寝てた。

 

今日疲れたよね、おやすみなさ~い