ErukoBlog -Hatena diary

遠距離を経て、国際結婚、在米(中西部) アメリカ生活のことについての記事。皆さんの役に立てれば嬉しい。

クリストファーロビン(プーと大人になった僕)

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※このブログ記事にはネタバレの内容が含まれています※
 
海外出張の醍醐味のうちの一つ
機内で最新の映画を観ること。
 
今回は
をチョイス!
 
 
ずっと気になってたんだ〜
 
 
あらすじ 
クリストファーロビンが大人になった。
それも会社の重役で毎日を忙しく過ごしている。
我も家族のことも忘れて働くクリストファーロビンの目の前になんとプーが現れる。
100エーカーの森に住むプー達は昔のまま何も変わっていない。
会社で出世し休みを潰してまで仕事をするクリストファーロビンはプー達の変わらぬ無邪気さを最初は鬱陶しく思う。
しかし最終的には仕事ばかりではなく本当に大事なものは
家族と100エーカーの森に住む友人達なのだということに気付く。
 
 
✔この映画で気付いたこと
まず近くにいる人のことを思い遣る気持ちが大事。家族は大事。友人も大事。
会社の一員として責任が増えていくクリストファーだけど
プー達は微塵も変わらず無邪気である。
 
そして自分が会社で偉くなり、新しいことものに囲まれ忙しい毎日を過ごしていても、一度立ち止まって自分の立ち位置を確認すること。
これでいいのか?やりすぎていないか?周りの人達はどう思ってるのか?
 
そして周りに、昔から同じことをし変わらない人を見下さないこと。
その人がずーっとしてきていることには、その人にしか分からない価値がある。
それを理解しようとすること。否定をしたらそこで終わり、なにも生まれない。
 
劇中では、プーが何とかクリストファーロビンの気を止めようと話しかけるも、
クリストファーロビンは仕事のことでいっぱいで上の空の返事しかしない。
その時のプーの顔が悲しげで、心が痛かった。
 
 
よく考えたら、私も家族に同じことをしているのかもしれない。
母と弟は比較的仲がいいけれど、私は完全に孤立している。
それは中学生くらいから今までずっとで、
私は家族と上手くコミュニケーションが取れない。
 
一方で弟は昔から変わらず優しくて母の家事を手伝っている。
母から理不尽に怒られても我慢する。それは私には出来ない。
 
私は社会人5年目とかになって、昨年末に転職した時からお給料が増えた。
その中から私は家に少しのお金を収めているんだけど
それだけでもいい気になってしまう。
 
お金を払ってあげてるし、ご飯もほとんど外で食べるからいいでしょ?って感じで。
 
でもそれは間違いで、今まで私を育ててきてくれた母のことを考えると
それは数パーセント程の恩返しでしか無い。
 
母が私をここまで育ててきてくれたことには、
いくらお金を注ぎ込んでも買えないことだから。
 
毎日仕事や友人と会うことで忙しい時でも
ほんの少しの時間を作って家族と話したり
一緒にご飯を食べたりしなければいけないな、
それって大事なことなんだなあ、としみじみ。
 
 
海外出張中にくまのプーさんを見れて良かった。
また一つ自分を見つめ直す機会が出来て良かったな