ErukoBlog -Hatena diary

遠距離を経て、国際結婚、在米(中西部) アメリカ生活のことについての記事。皆さんの役に立てれば嬉しい。

【映画】ハワイ : 軍人と付き合うということ

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アメリカンスナイパー」でブラッドリークーパーの魅力に気付き、

彼が出ている映画をたくさん観ようとしております

 

備忘録がてらブログに書き起こします。

※ネタバレ内容有。

 

日本からイスタンブールの飛行機の中、

機内映画は見ずにNetflixでダウンロード済の「アロハ」を観ることに。

 

ブラッドリークーパーは米軍を主題とした映画の主人公にはピッタリだと思うので、

アメリカンスナイパー」に続き「アロハ」をチョイス。

今回見た映画はラブストーリー。気楽に観ることが出来た。

 

あらすじ

ブラッドリークーパー演じるブライアンは優秀な軍人だけれども、

以前規模の大きいミッションの達成に失敗し上部から左遷されてしまった。

 

今回、ハワイ島先住民族との交渉を任された彼はハワイ島に降り立つ。

彼の部下であるイン大佐に挨拶するも彼女の押しの強さにたじろきながら、

 

そこで思いもよらず再開したのは元恋人のトレイシー。

彼がミッションに赴く際に連絡を途絶えさせてしまった後は会っていなかった仲。

気まずい雰囲気が漂う中、そこには彼女の夫と2人の子どもたちが。

 

そこからブライアンのハワイでのミッションが始まる。

 

映画を観ていて主人公のブライアンと私の彼の共通点を見つけた。

映画の主人公と、私の彼との軍人的共通点。

①ブライアンのラップトップには

 今までのミッションの名前のステッカーがいっぱい貼られている。

 これは男性だからなのか?軍人だからなのか?

 ステッカーやフラッグをコレクションするのは。

 映画の中でブライアンはそのステッカーを見るたびに

 今まで従事してきたミッションのことを思い出せるから貼っている。

 

 ミッション名: ブレイブ・エンジェル ヘレナ・プロジェクト etc...

 →私の彼も家中にフラッグをかけている。 海軍、彼の所属している部隊のもの、

 ” never forget” と入っているもの(おそらく殉職した人のためのもの)、

 自分のホームタウンのもの、もちろんアメリカ国旗も。

 どっかから持ってきてるのかと思ったらAmazonで買ってるらしい。

 

②ミッション時に死にそうになった体験をし、身体にはキズ跡が。

 映画の中で主人公のブライアンは以前のミッションで左足に18箇所の傷を負った。

 その時足の親指の部分に他の人の足の親指が縫い付けられてしまい

 なんと親指が2つあると、ベッドトークの際に言っている。

 またブライアンは歩く時にも足を引きずるように歩いている。

 →私の彼はミッション時では無いけど、バイクの大事故をした時の傷がある。

 基本的に肩は痛いし(おそらく神経か筋肉が変なの方向にねじれているらしい)、

 左脇のところは手術痕で可能していつも血が出ているし膿も出るらしい。

 だから左脇をくすぐることは厳禁。

 

③秘密を隠し通す。

 ハワイ島に衛星を打ち上げる大規模ミッションを

 誰にも打ち明けず黙っていたブライアン。

 それは付き合い始めたイン大佐にも伝えることなく、

 隠していることを疑われても「何のことか分からない」というそぶりをする。

 →私の彼も「男は自分の感情をベラベラ語るべきではない」という考えの持ち主。

 毎週末一緒に過ごしているけど、実際彼の分からないことはたくさんある。

 

結局、ブライアンはパイロットで部下のエマストーンを好きになり気持ちに正直になり彼女を追いかけることになる。

一方で、新しい夫がいる元カノの長女が

自分と元カノの子どもであることを新しい夫から聞くことに。

 

フラダンスの練習をする娘をガラス越しに見つめるブライアン。

その目線に気付いた彼女は本当の父が自分の存在に気付いてくれたことに

想いが溢れ涙が止まらなくなる。

教室から飛び出しブライアンにぎゅっと抱きつく。

お互いの繋がりをお互いが始めて実感出来る感動の場面。

それぞれが自分の大切な人に気付けるハッピーエンドで映画は終わる。

 

 

感想 

軍人特有の恋愛事情も分かる映画になっていてそこが面白かった。

パイロットの夫を持つ妻は、

夫の行き先も知らされず任務で帰ってこない夫を待つ日々。

トレイシーは中々夫と一緒に過ごせない日々に不安を抱えてる。

そのせいで昔の恋人のブライアンがよくみえちゃう

 

「2年間遠距離恋愛をするなら一人でいるほうがマシ」という

イン大佐の言葉も納得がいく。

 

軍人と付き合うということは、どれほどつらいことなんだろう...と

考えるきっかけとなった映画だった。