ErukoBlog -Hatena diary

遠距離を経て、国際結婚、在米(中西部) アメリカ生活のことについての記事。皆さんの役に立てれば嬉しい。

【国際遠距離恋愛】遠距離恋愛をしていた、ブラジルの元カレから連絡が来るまでのこと

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私は去年の6月まで在日のイタリア系ブラジル人男性とお付き合いしていて、

9月までの3ヶ月間日本とブラジルで国際遠距離恋愛をしていた。

 

地球上で日本とブラジル以上に長い遠距離恋愛は無いから、

2018年の最大の試練だったと思う。

 

時差は24時間。

日本がお昼であればブラジルは真夜中。

 

お互いの母語は日本語とブラジルポルトガル語なので共通言語は英語。

ブラジル人の彼はブラジル帰国後はサンパウロで職探しからスタートするため、

転職活動に励む毎日。

彼は生活するのに精一杯だから私のことなんて構える時間が無かった。

何度か電話はしたけれどほとんどがメッセージをやり取りするだけの日々。

時々写真は送ってきてくれるけれど、それだけ。

 

彼がまだ日本にいた頃は毎週末会っていたので、

彼の帰国後しばらくは何も予定が無く心にぽっかり穴が空いたみたいだった。

1日中、1週間と連絡が取れず私は彼の存在を感じられなくなった。

 

「なんで連絡くれないの?」と勇気を出して言ったところ

「そんなこと言わないでよ。こっちにもこっちの生活があるんだから」と言われて

「もうこの人は自分のことしか頭に無いし、私のことを気にかけてもないんだな」

と分かったので別れを告げた。

 

その頃から私は既に違う男性と会い始めてしまった。寂しすぎて、

その寂しさをどこにもぶつけられず、

とても辛かったから私自身のためにそうするしか無かった。

 

彼が私の彼だと証明出来るものも何も無かったし。

そんなこんなで半年が経とうとしていた頃、

なんとなくブラジル人の彼からのメッセージが頻繁に来るようになった。

 

私の誕生日にもちゃんとおめでとうメッセージをくれた。

新年を迎えるとき、私は彼に新年おめでとうメッセージを送ってあげた。

その時に「まだ君のことが好きなんだ」と言われて、とてもびっくり。

 

「君のことをずっと考えていた」 「君のことが頭から離れなかった」

「もしまだ彼氏がいなかったら僕が日本に帰ってきたときまた一緒になりたい」

「日本にいる時、僕に優しくしてくれてありがとう。優しい君が好きだよ。

君とは結婚するかもと思っていたよ。」 うあお。

こういうことって起きるんだ。と。

 

彼と離れ離れになった直後はとても喪失感が強くて、

彼とずっと連絡を取りたい。

彼の帰国後セクシーでダンスが上手な(!)ブラジル女と出来てたらどうしよう、

とかずっと考えていた。

 

不安で不安で、彼からメッセージが来たらすぐ返信したり。

ずっと彼のことを考えていた。

眠れなかったり、何にも集中出来なかったり。

私のこの精神の不安定さを彼で埋めたいと思っていた。

 

今思えばそういう状況は良くなかったんだなあと。

彼は転職活動で航空関係の仕事に就くという自分の夢を追っていた。

都市での一人暮らしをするために副業もしながらお金を稼ぐこと、

生活していくことに必死だった。

 

一方で私は安定している職に就いているし

生活していく上で心配なことは何もなかったから、毎日時間を持て余していた。

 

彼氏と一緒に過ごす、結婚出来るような男性候補を探す、

ということに重きを置いていた。

2人とも全く違う生活を送っていた。

 

だから、遠距離恋愛になってから3ヶ月目で彼と別々の道を歩いていこう、

次の恋を探そうと思えた私の考えは間違っていなかったかなあと思う。

 

そして毎日を楽しく過ごそう!という私の人生の目標に沿って、

新しい男性と会ったり、自分の趣味を新しく見つけたり(私の場合は秋に登山にはまりました)して友人と楽しく過ごしてきた。

 

ブラジル人の彼とはFacebookInstagramで繋がっているから、

私の写真を見たりして何かを思ってくれたのかもしれないし。

 

そういう経緯があって、半年経った今、

私のことを好きだと言ってくれたのかもしれない。

 

20代のうちに遠距離恋愛のつらさ、

やり過ごし方を経験出来て良かったとポジティブに考える事が出来ている。

辛いことは沢山あったけれど、そんな経験をさせてくれた元カレに今更感謝する。

 

そんなことを想う三連休の初日。